らてるね賞2016、大賞、優秀賞、審査員特別賞、決定しました。
3月3日10:00~
らてるね賞2016の最終審査会が開かれました。
実行委員や事務局員が収集し、更に札幌市内の劇場の皆さんのご協力もあり、今年も200点近くの演劇宣伝美術作品を集めることができました。
2016年に主に札幌で上演された演劇公演のチラシの中から、一次審査を経て選ばれた120点ほどの候補作品の中から、大賞1名、優秀賞2名、審査員特別賞1名が選ばれました。
発表します。
大賞に輝いたのは
劇団アトリエ「蓑虫の動悸」
そして
劇団パーソンズ「宇宙のはしっこ、はんぶんこ」
この2作品のチラシのデザイナー
八十嶋悠介 さんです。
1人のデザイナーの方の作品が、複数最終選考に残り、審査員の皆さんも全員一致で、この2作品から八十嶋さんの大賞授賞が決定しました。
優秀賞は
シアターZOO企画・劇のたまご「注文の多い料理店」
をデザインした
小島達子 さんと
演劇集合体マキニウム「いい感じの戯夜」
をデザインした
小島梨紗子 さん
審査員特別賞には
教育文化会館高校生演劇ワークショップ+発表公演「転校生」
をデザインした
松浦シオリ さん
です。
おめでとうございます。
以上4名のデザイナーの皆さんとも連絡が取れ、皆さん喜んで受賞してくださるとお返事も頂き、更に皆さんが3月24日の授賞式に出席してくださることも分かりました。
今後は、このページで、それぞれの作品について、それぞれのデザイナーさんについて、詳しくご報告させていただくとともに、審査会の様子、審査員の皆さんの選評、授賞式の様子などもレポートさせていただきます。
今日3月6日は、らてるね賞創設者の伏島信治さんの3年目の命日です。
伏島さんのご遺志を引き継いで2年目のらてるね賞ですが
年々、候補作品も増え、審査員の皆さんも「レベルが上がってるね!」と目を丸くしておられました。
来年以降も頑張って、このささやかな賞を継続して行こうと活動をしております。
今後も皆さんのご協力・ご支援をよろしくお願いいたします。
らてるね賞2016の最終審査会が開かれました。
実行委員や事務局員が収集し、更に札幌市内の劇場の皆さんのご協力もあり、今年も200点近くの演劇宣伝美術作品を集めることができました。
2016年に主に札幌で上演された演劇公演のチラシの中から、一次審査を経て選ばれた120点ほどの候補作品の中から、大賞1名、優秀賞2名、審査員特別賞1名が選ばれました。
発表します。
大賞に輝いたのは
劇団アトリエ「蓑虫の動悸」
そして
劇団パーソンズ「宇宙のはしっこ、はんぶんこ」
この2作品のチラシのデザイナー
八十嶋悠介 さんです。
1人のデザイナーの方の作品が、複数最終選考に残り、審査員の皆さんも全員一致で、この2作品から八十嶋さんの大賞授賞が決定しました。
優秀賞は
シアターZOO企画・劇のたまご「注文の多い料理店」
をデザインした
小島達子 さんと
演劇集合体マキニウム「いい感じの戯夜」
をデザインした
小島梨紗子 さん
審査員特別賞には
教育文化会館高校生演劇ワークショップ+発表公演「転校生」
をデザインした
松浦シオリ さん
です。
おめでとうございます。
以上4名のデザイナーの皆さんとも連絡が取れ、皆さん喜んで受賞してくださるとお返事も頂き、更に皆さんが3月24日の授賞式に出席してくださることも分かりました。
今後は、このページで、それぞれの作品について、それぞれのデザイナーさんについて、詳しくご報告させていただくとともに、審査会の様子、審査員の皆さんの選評、授賞式の様子などもレポートさせていただきます。
今日3月6日は、らてるね賞創設者の伏島信治さんの3年目の命日です。
伏島さんのご遺志を引き継いで2年目のらてるね賞ですが
年々、候補作品も増え、審査員の皆さんも「レベルが上がってるね!」と目を丸くしておられました。
来年以降も頑張って、このささやかな賞を継続して行こうと活動をしております。
今後も皆さんのご協力・ご支援をよろしくお願いいたします。
らてるね賞2016授賞式のお知らせ。
最終審査会の日程が決まりました。
2016らてるね賞、第一次審査会、開催
今年もあと1か月半。
らてるね賞2015の大賞受賞者インタビューです。
2015年の大賞に輝いた、安田せひろさんから
インタビューの回答が届きましたので
紹介させていただきます。
++++++++++++++++
Q:1
らてるね賞を受賞したと聞いた時のことをお聞かせください。
A:1
とても嬉しかったです。
"らてるね" という言葉が柔らかに暖かくて、どんなときに灯しても素敵だなぁと。
私には身にあまる光栄なのでは、と不安に纏われる怖さも覚えましたがとても喜びました。
Q:2
受賞作はどういう構想・アイデア・経緯でデザインなさったんですか?
A:2
ユニットとして初めての公演だったので、
当日多くの人に来てもらえるようにするのはもちろん、
本来この舞台を求めている人がみれなかった時
「次こそ、ここの演劇みに行きたいな」と気にかけてもらえる構造をチラシにもたせたいと考えました。
今回の公演は、作・演出の頭の中にしっかりとビジュアルが存在していました。
そのビジュアルを再現しつつ、
本の持っていそうな雰囲気を自分の中へ引き出して保ちながら行わなければなりません。」
その引き出しのヒントとして、どんな舞台になりそうか
作・演出と舞台美術担当と舞台装置作りを共有する機会があり、
それがとても役立っていたとおもいます。
チラシを作るうえでの目標は、
舞台で起こる出来事がみる人たちの潜在意識へ受け入れられる準備を、
こっそり促すことでした。
しかし、集まっている感覚を上手く表現へ変えられず路頭に迷ってしまい、
納期をズルズルと延ばし大きな迷惑を掛けてしまいました…。
入稿した後に気づいたのですが、この公演の舞台が冷戦時代の分断されたドイツに近かったので、
紙のサイズをA4のような日本の規格ではなく、
ベルリナー判のような日本ではあまり使わない縦横比の紙で作る工夫が必要だったかもしれません。
Q:3
受賞作の他にも、これまで手掛けられた演劇宣伝美術作品があればご紹介ください。
A:3
1.
2015年10月2,3,4日に演劇専用小劇場BLOCH[ブロック]での公演
含有複合団体fukumaru「まだきっと月がある」にて
当日配布されたパンフレットを作成。
A4二つ折り用紙は再生紙70g/㎡A3判変形。
二つ折りの状態で縦265㎜×巾210㎜
2.
2016年4月28,29,30日にことにPATOSでの公演
含有複合団体fukumaru 「東海道傾奇者回遊記」にて
当日配布された下記2種類のパンフレットを作成。
2-1. 作品をおもい出すためのもの(連判状)
A4三つ折り。用紙はインクジェット対応の大礼紙A3判変形、全6ページ。
折った状態で 巾126.5㎜×長さ297㎜
2-2. 関わったみんなを一人一人おもい出すためのもの(瓦版)
A4四つ折り、用紙は再生紙70g/㎡のA3判。
3.
2016年7月22,23,24日に扇谷記念スタジオ シアターZOOでの公演
RED KING CRAB「我夢捨螺」のチラシを作成。
用紙上質紙110g/㎡のA4判。
4.
2013年1月16,17,18,19,20日に札幌資料館ミニギャラリーでの展覧会
「巡り 回り 潜る」お芝居ではないのですが、Q:9に関連して
演劇と範囲を共有するかもしれないとおもっているインスタレーションを土台に行われた展覧会のDMを
展開を行う全員でミーティングを重ね制作し、配布。
100㎜×100㎜。上質紙で厚手のもの。
Q:4
演劇宣伝のデザイン以外にも演劇の活動をなさっていますか?ご自身の演劇活動について
もしあればお聞かせください。
A:4
役者として2回舞台に立って、演者として3回劇場に居ました。
2014年札幌ハムプロジェクト「カラクリヌード」場所:生活支援型コンカリーニョ
2014年 田仲ハル演出の舞踏公演「カムウィズミー」場所:conte sapporo
2015年 田仲ハル演出の舞踏公演「銀鱗回廊」場所:ことにPATOS
2015年 堀内まゆみ梅村和史柴田詠子演出公演「現象」場所:ことにPATOS
2016年4月含有複合団体fukumaru「東海道傾奇者回遊記」場所:ことにPATOS
…詳細はQ:9でもこたえたいとおもいます。
Q:5
演劇宣伝デザインを始められたきっかけは何でしたか?
A:5
チラシをやってみたいとおもっていた時に声をかけてもらったのがきっかけです。
お芝居をみるのは、とても疲れることだとおもっています。
みたあとに気づかないものほど深く何かを消耗させているのだとおもっています。
その消耗を何か形が残るもので回復できればと考えておりました。
その時に声をかけてもらったのがきっかけです。
Q:6
演劇の宣伝美術の仕事と、他のデザインの仕事とでは、何が違いますか?
A:6
他のデザインの仕事をよく知らないので何が違うのかはわからないです。
ただ、演劇の宣伝美術に関してはチラシやパンフレットのような記録媒体として
外側から作品の中へ、また内側から外への通路をデザインする仕事なのかなとおもいます。
Q:7
演劇の宣伝美術において心がけていること、こだわっていることはありますか?
A:7
宣伝美術の作業をするうえで、出来るかぎり本への出入りを試して
雰囲気の見当をつけた後に、一度忘れる期間を設け
本の雰囲気を潜在意識へ溶かす作業を挟みたいと強くおもっています。
本の雰囲気を潜在意識へ溶かすことで、拡がる空間を持ちながら
無心で絵を描くことを出来ると考えています。
そうすることで、直接的なモチーフのまだ置かれていない地からでも、
舞台へ繋がっていく手立てを用意できるのかなとおもっています。
でも、なかなか上手くできなくて辛いです。
Q:8
北海道の演劇宣伝美術の現状について何かお感じになることがありますか?
A:8
札幌じゃない道内や道外のチラシが集まってきて、
気軽に手で触れられるような仕組みが、
喫茶店のような寛げる場所にあるといいなぁとおもうことがあります。
個人の宣伝美術の現状を考えてみると、
ポートフォリオを用意してそれを手元に話をしておく必要があったのかなと感じる場面が多々ありました。
今までの自分の表現が、これから作る舞台の雰囲気からどれくらいの
距離を持っているのかを確認し共有した上で試作とフィードバックの質を
高い状態で繰り返すことで宣伝美術も舞台作品繋がってゆける気がします。
自分の今までの表現が共有されていない状態で作品を作るのは、とても不安です。
もちろん情報を拡めることが優先されるのですが、
自分はその舞台作品の一部としての仕事をチラシにさせてあげられているのか、
舞台からチラシが分離してしまっていないかが不安です。
Q:9
今後の野望や展望、直近の予定などおありでしたら聞かせてください。
A:9
広い意味合いでの演劇には、
自分が過去にやってしまっていたことと重なってみえる立ち位置があるとおもっています。
その立ち位置は宣伝美術を担当する上でも通る部分でもあるとおもいます。
Q:4に関係してくるとおもうことなのですが、
自分は学生の時にヨーゼフ・ボイスの社会彫刻の概念と
マーク・ロスコのシーグラム絵画に興味を持ちました。
インスタレーションという作品の設置効果の読み取りに重心を置いた
美術作品の制作実験をすることでその興味を燃やすため、
自分の制作した絵を壁とした小部屋の中へ自分自身を素材としておいておいたり、
絵を支持体から下塗り、中塗り、上塗り、そして保護層までを
どう意識と無意識のバランスを保ち仕上げてゆくかに気を揉んだりしていました。
そうして表れたものが、通行者や観測者、鑑賞者が
空気を共にするとき現れるものと表れているものの差異がどんな様相をみせてくれるのか。
会期中その場でとる睡眠の中、
目の細くなった感覚受容器として読み取るものはなにかなと試しました。
そうした制作実験から自分の感覚受容器で読み取ったものの変換を繰り返し表現としてゆくうえで、
"演劇"と"その時々の立ち位置"との関係性はどのようなものなのかをみようとし、
考え、悩み、模索しているのが現状です。
演劇シーズンでもう行われていることではありますが…
まず、今回いただいた賞金を全て宣伝美術の予算とし
作品の構造を拡張し進めて行くと何が変わってくるのか
試し様々なことに気づいて行きたいとおもいます。
Q:10
らてるね賞の今後に期待することや、このFacebookのページにどんなことを期待しますか?
A:10
素敵なチラシをみつけたらだれでも投稿できる仕組み
(Facebookで考えると多分、投稿された記事へのコメント欄)があって、
それを気にかけてくれる らてるね賞の関わる人達の
応答したい時に応答するというのはいかがでしょうか。
らてるね賞については、
いつかできる宣伝美術に関した大きい賞のまわりを、
ほんのり照らすやさしい賞という印象を持っています。
選評にある厳しくも励ましの力がある言葉、頂いた時にこれからがんばろうとおもいました。
チラシをみた人が何をどう受け取ったのかが曖昧になりがちなので、
その宣伝美術さんが関わった公演にとっても、新鮮で素敵な機会だとおもいます。
なんにも応募していなくても、
舞台に関わる人たちの力で多くの人の手元へ届いていることをおもい知るきっかけとなり、
大きな糧となる賞なのだとおもいます。
インタビューの回答が届きましたので
紹介させていただきます。
++++++++++++++++
Q:1
らてるね賞を受賞したと聞いた時のことをお聞かせください。
A:1
とても嬉しかったです。
"らてるね" という言葉が柔らかに暖かくて、どんなときに灯しても素敵だなぁと。
私には身にあまる光栄なのでは、と不安に纏われる怖さも覚えましたがとても喜びました。
Q:2
受賞作はどういう構想・アイデア・経緯でデザインなさったんですか?
A:2
ユニットとして初めての公演だったので、
当日多くの人に来てもらえるようにするのはもちろん、
本来この舞台を求めている人がみれなかった時
「次こそ、ここの演劇みに行きたいな」と気にかけてもらえる構造をチラシにもたせたいと考えました。
今回の公演は、作・演出の頭の中にしっかりとビジュアルが存在していました。
そのビジュアルを再現しつつ、
本の持っていそうな雰囲気を自分の中へ引き出して保ちながら行わなければなりません。」
その引き出しのヒントとして、どんな舞台になりそうか
作・演出と舞台美術担当と舞台装置作りを共有する機会があり、
それがとても役立っていたとおもいます。
チラシを作るうえでの目標は、
舞台で起こる出来事がみる人たちの潜在意識へ受け入れられる準備を、
こっそり促すことでした。
しかし、集まっている感覚を上手く表現へ変えられず路頭に迷ってしまい、
納期をズルズルと延ばし大きな迷惑を掛けてしまいました…。
入稿した後に気づいたのですが、この公演の舞台が冷戦時代の分断されたドイツに近かったので、
紙のサイズをA4のような日本の規格ではなく、
ベルリナー判のような日本ではあまり使わない縦横比の紙で作る工夫が必要だったかもしれません。
Q:3
受賞作の他にも、これまで手掛けられた演劇宣伝美術作品があればご紹介ください。
A:3
1.
2015年10月2,3,4日に演劇専用小劇場BLOCH[ブロック]での公演
含有複合団体fukumaru「まだきっと月がある」にて
当日配布されたパンフレットを作成。
A4二つ折り用紙は再生紙70g/㎡A3判変形。
二つ折りの状態で縦265㎜×巾210㎜
2.
2016年4月28,29,30日にことにPATOSでの公演
含有複合団体fukumaru 「東海道傾奇者回遊記」にて
当日配布された下記2種類のパンフレットを作成。
2-1. 作品をおもい出すためのもの(連判状)
A4三つ折り。用紙はインクジェット対応の大礼紙A3判変形、全6ページ。
折った状態で 巾126.5㎜×長さ297㎜
2-2. 関わったみんなを一人一人おもい出すためのもの(瓦版)
A4四つ折り、用紙は再生紙70g/㎡のA3判。
3.
2016年7月22,23,24日に扇谷記念スタジオ シアターZOOでの公演
RED KING CRAB「我夢捨螺」のチラシを作成。
用紙上質紙110g/㎡のA4判。
4.
2013年1月16,17,18,19,20日に札幌資料館ミニギャラリーでの展覧会
「巡り 回り 潜る」お芝居ではないのですが、Q:9に関連して
演劇と範囲を共有するかもしれないとおもっているインスタレーションを土台に行われた展覧会のDMを
展開を行う全員でミーティングを重ね制作し、配布。
100㎜×100㎜。上質紙で厚手のもの。
Q:4
演劇宣伝のデザイン以外にも演劇の活動をなさっていますか?ご自身の演劇活動について
もしあればお聞かせください。
A:4
役者として2回舞台に立って、演者として3回劇場に居ました。
2014年札幌ハムプロジェクト「カラクリヌード」場所:生活支援型コンカリーニョ
2014年 田仲ハル演出の舞踏公演「カムウィズミー」場所:conte sapporo
2015年 田仲ハル演出の舞踏公演「銀鱗回廊」場所:ことにPATOS
2015年 堀内まゆみ梅村和史柴田詠子演出公演「現象」場所:ことにPATOS
2016年4月含有複合団体fukumaru「東海道傾奇者回遊記」場所:ことにPATOS
…詳細はQ:9でもこたえたいとおもいます。
Q:5
演劇宣伝デザインを始められたきっかけは何でしたか?
A:5
チラシをやってみたいとおもっていた時に声をかけてもらったのがきっかけです。
お芝居をみるのは、とても疲れることだとおもっています。
みたあとに気づかないものほど深く何かを消耗させているのだとおもっています。
その消耗を何か形が残るもので回復できればと考えておりました。
その時に声をかけてもらったのがきっかけです。
Q:6
演劇の宣伝美術の仕事と、他のデザインの仕事とでは、何が違いますか?
A:6
他のデザインの仕事をよく知らないので何が違うのかはわからないです。
ただ、演劇の宣伝美術に関してはチラシやパンフレットのような記録媒体として
外側から作品の中へ、また内側から外への通路をデザインする仕事なのかなとおもいます。
Q:7
演劇の宣伝美術において心がけていること、こだわっていることはありますか?
A:7
宣伝美術の作業をするうえで、出来るかぎり本への出入りを試して
雰囲気の見当をつけた後に、一度忘れる期間を設け
本の雰囲気を潜在意識へ溶かす作業を挟みたいと強くおもっています。
本の雰囲気を潜在意識へ溶かすことで、拡がる空間を持ちながら
無心で絵を描くことを出来ると考えています。
そうすることで、直接的なモチーフのまだ置かれていない地からでも、
舞台へ繋がっていく手立てを用意できるのかなとおもっています。
でも、なかなか上手くできなくて辛いです。
Q:8
北海道の演劇宣伝美術の現状について何かお感じになることがありますか?
A:8
札幌じゃない道内や道外のチラシが集まってきて、
気軽に手で触れられるような仕組みが、
喫茶店のような寛げる場所にあるといいなぁとおもうことがあります。
個人の宣伝美術の現状を考えてみると、
ポートフォリオを用意してそれを手元に話をしておく必要があったのかなと感じる場面が多々ありました。
今までの自分の表現が、これから作る舞台の雰囲気からどれくらいの
距離を持っているのかを確認し共有した上で試作とフィードバックの質を
高い状態で繰り返すことで宣伝美術も舞台作品繋がってゆける気がします。
自分の今までの表現が共有されていない状態で作品を作るのは、とても不安です。
もちろん情報を拡めることが優先されるのですが、
自分はその舞台作品の一部としての仕事をチラシにさせてあげられているのか、
舞台からチラシが分離してしまっていないかが不安です。
Q:9
今後の野望や展望、直近の予定などおありでしたら聞かせてください。
A:9
広い意味合いでの演劇には、
自分が過去にやってしまっていたことと重なってみえる立ち位置があるとおもっています。
その立ち位置は宣伝美術を担当する上でも通る部分でもあるとおもいます。
Q:4に関係してくるとおもうことなのですが、
自分は学生の時にヨーゼフ・ボイスの社会彫刻の概念と
マーク・ロスコのシーグラム絵画に興味を持ちました。
インスタレーションという作品の設置効果の読み取りに重心を置いた
美術作品の制作実験をすることでその興味を燃やすため、
自分の制作した絵を壁とした小部屋の中へ自分自身を素材としておいておいたり、
絵を支持体から下塗り、中塗り、上塗り、そして保護層までを
どう意識と無意識のバランスを保ち仕上げてゆくかに気を揉んだりしていました。
そうして表れたものが、通行者や観測者、鑑賞者が
空気を共にするとき現れるものと表れているものの差異がどんな様相をみせてくれるのか。
会期中その場でとる睡眠の中、
目の細くなった感覚受容器として読み取るものはなにかなと試しました。
そうした制作実験から自分の感覚受容器で読み取ったものの変換を繰り返し表現としてゆくうえで、
"演劇"と"その時々の立ち位置"との関係性はどのようなものなのかをみようとし、
考え、悩み、模索しているのが現状です。
演劇シーズンでもう行われていることではありますが…
まず、今回いただいた賞金を全て宣伝美術の予算とし
作品の構造を拡張し進めて行くと何が変わってくるのか
試し様々なことに気づいて行きたいとおもいます。
Q:10
らてるね賞の今後に期待することや、このFacebookのページにどんなことを期待しますか?
A:10
素敵なチラシをみつけたらだれでも投稿できる仕組み
(Facebookで考えると多分、投稿された記事へのコメント欄)があって、
それを気にかけてくれる らてるね賞の関わる人達の
応答したい時に応答するというのはいかがでしょうか。
らてるね賞については、
いつかできる宣伝美術に関した大きい賞のまわりを、
ほんのり照らすやさしい賞という印象を持っています。
選評にある厳しくも励ましの力がある言葉、頂いた時にこれからがんばろうとおもいました。
チラシをみた人が何をどう受け取ったのかが曖昧になりがちなので、
その宣伝美術さんが関わった公演にとっても、新鮮で素敵な機会だとおもいます。
なんにも応募していなくても、
舞台に関わる人たちの力で多くの人の手元へ届いていることをおもい知るきっかけとなり、
大きな糧となる賞なのだとおもいます。
受賞者インタビュー第一弾 yhs「室温」のデザイナーのお三方です。
大変遅くなりましたが、2015年のらてるね賞受賞者インタビューをお届けします。
第一弾は、yhs「室温 ―夜の音楽―」のデザインで優秀賞を受賞してくれた
最上朋香さん・佐藤杜花さん・水戸もえみ さんです。
A4版の紙に印刷されていることの多い演劇のチラシですが
縦に半分に割かれたデザインで、2種類手に入れなければタイトルが読めないことなど
審査員の間でも、議論になった意欲的な作品です。
お三方、それぞれがインタビューにお答えくださいました。
Q:1
- 最初に「らてるね賞を受賞した」と聞いた時のことをお聞かせください。
<最上さん>
驚きましたし、非常に嬉しかったです。
ただ、授賞式に参加するまであまり実感がわかなかったのも事実です(笑)
<佐藤さん>
数あるフライヤーの中から、選んでいただけるなんて夢にも思っていませんでした!
試行錯誤して作り上げたものなのですごく嬉しかったです!
<水戸さん>
何かしらの賞に引っかかったらいいなぁと思っていましたが、
実際に受賞できて、しかも優秀賞という大きな賞だったので驚きました。
- 何はともあれ、応募もしていないのに勝手に「優秀賞だ!」と呼び出して表彰するという
- 傲慢な賞にも関わらず、喜んでいただけたようで安心しました。
Q:2
- 受賞作はどういう構想・アイデア・経緯でデザインなさったんですか?
- 3名の合作デザインですが、その役割分担とか、ご苦労などあればお聞かせください。
<最上>
インパクトのあるものを作りたいということからA4を縦割りにした形に落ち着きました。
作品に双子が出てくるため、それを意識した経緯もあります。
二つ揃えないと題字は読めませんが、アイキャッチのある色見と、
1枚でも2枚でも成立するバランスは試行錯誤した思い出があります。
題字の黒ベースを最上が切り絵でつくり、
色見は佐藤が水彩で、それを水戸が配置していくという流れでした。
<佐藤>
このフライヤーは切り絵と私の描いた水彩画を重ねて作りました。
「室温~夜の音楽~」に登場する人たち全員が何か裏があり隠し事を持っていて
それを隠しきれず漏れだすような状態を色で表現するのに苦労しました!
<水戸>
表面は、水彩画・切り絵・水彩画の3層構造で、
最前面にある水彩画を一つずつ加工して配置しました。
裏面は、文字レイアウトをしました。A4サイズの縦半分という少ないスペースに、
読みやすいサイズで公演情報を全て載せるのが大変でした。
- なるほど、3人のデザイナーによる合作なんですね。切り絵と水彩画、そしてレイアウト。
- 改めてデザインを見ると、そのご苦労がわかるような気がします。
Q:3
- 受賞作の他にも、これまで手掛けられた演劇宣伝美術作品があればご紹介ください。
<最上>
劇団words of heartsのフライヤー(表面)は切り絵作品で作らせてもらっています。
参照URL→ http://words-of-hearts.com/discography.html
<佐藤>
今回が初めてです。
<水戸>
yhs「しんじゃうおへや」(初演・2009年)はじめて手掛けた演劇宣伝美術作品です。
yhs「WORLD IS MINE」(2015年)
Q:4
- 演劇宣伝のデザイン以外にも演劇の活動をなさっていますか?
- ご自身の演劇活動について、もしあればお聞かせください。
<最上>
yhsのプレイヤー(役者)として活動しています。
たまに他団体のスタッフとして劇場で構えていることもあります。
<佐藤>
yhsという劇団で去年の5月から役者をしています!
<水戸>
2008年からyhsで制作をしています。
Q:5
- 演劇宣伝デザインを始められたきっかけは何でしたか?
<最上>
最初はチラシを作ってみたい!という単なる好奇心からです。
演劇関係者に自分の切り絵を知ってもらいたいと思ったのもあります。
<佐藤>
広報スタッフの先輩に描いてみたらといって言っていただいたので!
<水戸>
もともと印刷物を作ることに興味があり、デザインの勉強をしていたので。
Q:6
- 演劇の宣伝美術の仕事と、他のデザインの仕事とでは、何が違いますか?
<最上>
演劇の宣伝美術は文字情報が多いので、その分の余白を考えねばなりません。
通常のデザインより、明確な完成形をイメージして作る仕事だと感じています。
<佐藤>
どちらもあまり違いはないと思います。
興味が湧いて、観に行く。興味が湧いて、買う。
ようなデザインにするのは同じなのかなと!
Q:7
- 演劇の宣伝美術において心がけていること、こだわっていることはありますか?
<最上>
アイキャッチと読みやすさ。情報の正確性も大切ですね。
<佐藤>
客観的視点を忘れない!
<水戸>
公演の情報がわかりやすいか(文字のサイズや配置など読みづらくないか)
Q:8
- 北海道の演劇宣伝美術の現状について何かお感じになることがありますか?
<最上>
デザインを業としている人に依頼している劇団はどのくらいいるんでしょう?
デザイン関係者の仕事に繋がれば、新たな発見や繋がりが生まれて、
演劇の裾野も広がるのではないかと思っています。
<佐藤>
目を引くようなものが少ないと思います。
Q:9
- 今後の野望や展望、直近の予定などおありでしたら聞かせてください。
<最上>
yhsは「四谷美談」で札幌演劇シーズン2016-夏に参加します。
個人的には年内に切り絵で個展をやりたいと考えています。
<佐藤>
次のyhsのデザインを担当させていただいてます。
Q:10
- らてるね賞の今後に期待することや、このFacebookのページにどんなことを期待しますか?
<最上>
もっと多くの人にらてるね賞のことを知ってもらえたらいいなと思っています。
賞を知ることで、人に見てもらうことを意識したフライヤーとして、
もっともっと演劇宣伝美術全体がレベルアップしていける気がします。
<佐藤>
お客さんにも投票して選んでもらうえるようにしてはどうでしょう!
<水戸>
長く続いてほしいです。集められた1年分のフライヤーが見られるページや機会があるといいなと思います。
- 皆さん、本当にありがとうございました。
- 今後のご活動にも期待していますね。
- 最上さんの切り絵作品のページも素敵ですので、ご覧ください。
http://mogami.top
第一弾は、yhs「室温 ―夜の音楽―」のデザインで優秀賞を受賞してくれた
最上朋香さん・佐藤杜花さん・水戸もえみ さんです。
A4版の紙に印刷されていることの多い演劇のチラシですが
縦に半分に割かれたデザインで、2種類手に入れなければタイトルが読めないことなど
審査員の間でも、議論になった意欲的な作品です。
お三方、それぞれがインタビューにお答えくださいました。
Q:1
- 最初に「らてるね賞を受賞した」と聞いた時のことをお聞かせください。
<最上さん>
驚きましたし、非常に嬉しかったです。
ただ、授賞式に参加するまであまり実感がわかなかったのも事実です(笑)
<佐藤さん>
数あるフライヤーの中から、選んでいただけるなんて夢にも思っていませんでした!
試行錯誤して作り上げたものなのですごく嬉しかったです!
<水戸さん>
何かしらの賞に引っかかったらいいなぁと思っていましたが、
実際に受賞できて、しかも優秀賞という大きな賞だったので驚きました。
- 何はともあれ、応募もしていないのに勝手に「優秀賞だ!」と呼び出して表彰するという
- 傲慢な賞にも関わらず、喜んでいただけたようで安心しました。
Q:2
- 受賞作はどういう構想・アイデア・経緯でデザインなさったんですか?
- 3名の合作デザインですが、その役割分担とか、ご苦労などあればお聞かせください。
<最上>
インパクトのあるものを作りたいということからA4を縦割りにした形に落ち着きました。
作品に双子が出てくるため、それを意識した経緯もあります。
二つ揃えないと題字は読めませんが、アイキャッチのある色見と、
1枚でも2枚でも成立するバランスは試行錯誤した思い出があります。
題字の黒ベースを最上が切り絵でつくり、
色見は佐藤が水彩で、それを水戸が配置していくという流れでした。
<佐藤>
このフライヤーは切り絵と私の描いた水彩画を重ねて作りました。
「室温~夜の音楽~」に登場する人たち全員が何か裏があり隠し事を持っていて
それを隠しきれず漏れだすような状態を色で表現するのに苦労しました!
<水戸>
表面は、水彩画・切り絵・水彩画の3層構造で、
最前面にある水彩画を一つずつ加工して配置しました。
裏面は、文字レイアウトをしました。A4サイズの縦半分という少ないスペースに、
読みやすいサイズで公演情報を全て載せるのが大変でした。
- なるほど、3人のデザイナーによる合作なんですね。切り絵と水彩画、そしてレイアウト。
- 改めてデザインを見ると、そのご苦労がわかるような気がします。
Q:3
- 受賞作の他にも、これまで手掛けられた演劇宣伝美術作品があればご紹介ください。
<最上>
劇団words of heartsのフライヤー(表面)は切り絵作品で作らせてもらっています。
参照URL→ http://words-of-hearts.com/discography.html
<佐藤>
今回が初めてです。
<水戸>
yhs「しんじゃうおへや」(初演・2009年)はじめて手掛けた演劇宣伝美術作品です。
yhs「WORLD IS MINE」(2015年)
Q:4
- 演劇宣伝のデザイン以外にも演劇の活動をなさっていますか?
- ご自身の演劇活動について、もしあればお聞かせください。
<最上>
yhsのプレイヤー(役者)として活動しています。
たまに他団体のスタッフとして劇場で構えていることもあります。
<佐藤>
yhsという劇団で去年の5月から役者をしています!
<水戸>
2008年からyhsで制作をしています。
Q:5
- 演劇宣伝デザインを始められたきっかけは何でしたか?
<最上>
最初はチラシを作ってみたい!という単なる好奇心からです。
演劇関係者に自分の切り絵を知ってもらいたいと思ったのもあります。
<佐藤>
広報スタッフの先輩に描いてみたらといって言っていただいたので!
<水戸>
もともと印刷物を作ることに興味があり、デザインの勉強をしていたので。
Q:6
- 演劇の宣伝美術の仕事と、他のデザインの仕事とでは、何が違いますか?
<最上>
演劇の宣伝美術は文字情報が多いので、その分の余白を考えねばなりません。
通常のデザインより、明確な完成形をイメージして作る仕事だと感じています。
<佐藤>
どちらもあまり違いはないと思います。
興味が湧いて、観に行く。興味が湧いて、買う。
ようなデザインにするのは同じなのかなと!
Q:7
- 演劇の宣伝美術において心がけていること、こだわっていることはありますか?
<最上>
アイキャッチと読みやすさ。情報の正確性も大切ですね。
<佐藤>
客観的視点を忘れない!
<水戸>
公演の情報がわかりやすいか(文字のサイズや配置など読みづらくないか)
Q:8
- 北海道の演劇宣伝美術の現状について何かお感じになることがありますか?
<最上>
デザインを業としている人に依頼している劇団はどのくらいいるんでしょう?
デザイン関係者の仕事に繋がれば、新たな発見や繋がりが生まれて、
演劇の裾野も広がるのではないかと思っています。
<佐藤>
目を引くようなものが少ないと思います。
Q:9
- 今後の野望や展望、直近の予定などおありでしたら聞かせてください。
<最上>
yhsは「四谷美談」で札幌演劇シーズン2016-夏に参加します。
個人的には年内に切り絵で個展をやりたいと考えています。
<佐藤>
次のyhsのデザインを担当させていただいてます。
Q:10
- らてるね賞の今後に期待することや、このFacebookのページにどんなことを期待しますか?
<最上>
もっと多くの人にらてるね賞のことを知ってもらえたらいいなと思っています。
賞を知ることで、人に見てもらうことを意識したフライヤーとして、
もっともっと演劇宣伝美術全体がレベルアップしていける気がします。
<佐藤>
お客さんにも投票して選んでもらうえるようにしてはどうでしょう!
<水戸>
長く続いてほしいです。集められた1年分のフライヤーが見られるページや機会があるといいなと思います。
- 皆さん、本当にありがとうございました。
- 今後のご活動にも期待していますね。
- 最上さんの切り絵作品のページも素敵ですので、ご覧ください。
http://mogami.top
らてるね賞2015 表彰式
3月7日午後7時から
らてるね賞(北海道演劇宣伝美術賞)2015の表彰式を行いました。
大賞受賞者の安田せひろさん(fukumaru「まだきっと月がある」)
優秀賞受賞者の山木眞綾さん(H114「寿歌」)
同じく優秀賞の最上朋香さん・佐藤杜花さん・水戸もえみ さん(yhs「室温 ―夜の音楽―」)
そして山田マサルさん(パインソー「NamuH」)の代理でご出席の藤谷真由美さん
審査員特別賞の若林瑞沙さん(札幌座協力公演「空知る夏の幻想曲)
以上のデザイナーの皆さんに、賞状、賞金、副賞を実行委員長の北村から手渡すことができました。
普段、表に現れることの少ない裏方であるチラシのデザイナーの皆さんから、それぞれのデザインの着想点や、いきさつ、苦労した点など、貴重なお話を沢山伺うことができました。
大賞の安田せひろさんには、一番大きならてるね(カンテラとも呼ばれるランプ)を副賞として、優秀賞の方々には、小さなキーホルダーが他のらてるねを副賞として手渡しました。
北海道新聞の記者の方も取材にみえて、大賞の安田さんへのインタビューも行われていました。実行委員長の北村さんや、この賞の創設者・伏島信治さんの奥さんで実行委員でもある伏島裕子さんからもお言葉を頂き、2016年もらてるね賞を継続することになりました。
今後このページで、それぞれの受賞者の皆さんへのインタビューを順にお届けして、デザイナーの皆さんのことをもう少し詳しく紹介させて頂く予定です。
らてるね賞(北海道演劇宣伝美術賞)2015の表彰式を行いました。
大賞受賞者の安田せひろさん(fukumaru「まだきっと月がある」)
優秀賞受賞者の山木眞綾さん(H114「寿歌」)
同じく優秀賞の最上朋香さん・佐藤杜花さん・水戸もえみ さん(yhs「室温 ―夜の音楽―」)
そして山田マサルさん(パインソー「NamuH」)の代理でご出席の藤谷真由美さん
審査員特別賞の若林瑞沙さん(札幌座協力公演「空知る夏の幻想曲)
以上のデザイナーの皆さんに、賞状、賞金、副賞を実行委員長の北村から手渡すことができました。
普段、表に現れることの少ない裏方であるチラシのデザイナーの皆さんから、それぞれのデザインの着想点や、いきさつ、苦労した点など、貴重なお話を沢山伺うことができました。
大賞の安田せひろさんには、一番大きならてるね(カンテラとも呼ばれるランプ)を副賞として、優秀賞の方々には、小さなキーホルダーが他のらてるねを副賞として手渡しました。
北海道新聞の記者の方も取材にみえて、大賞の安田さんへのインタビューも行われていました。実行委員長の北村さんや、この賞の創設者・伏島信治さんの奥さんで実行委員でもある伏島裕子さんからもお言葉を頂き、2016年もらてるね賞を継続することになりました。
今後このページで、それぞれの受賞者の皆さんへのインタビューを順にお届けして、デザイナーの皆さんのことをもう少し詳しく紹介させて頂く予定です。
らてるね賞2015、決定しました。
らてるね賞(北海道演劇宣伝美術賞)2015
大賞・優秀賞・審査員特別賞が決定しました。
去る2月3日、らてるね賞2015最終審査会が行われました。
今回審査員を務めてくださったのは、北村清彦さん(北海道大学文学研究科教授)、下村憲一さん(建築家)、和田由美さん(亜璃西社代表取締役)、磯田憲一さん(北海道文化財団理事長)、根子俊彦さん(札幌国際プラザ総務企画部長)、松崎霜樹さん(ラジオ局プロデューサー)の6名です。
最終審査に残った44点を一枚一枚手にとって、1時間半に渡る真剣な審査会でした。そして、当初こちらで予定していた大賞1点、優秀賞2点という枠に収まりきらず、優秀賞3点の他に、審査員特別賞1点を加えて、5作品への授賞となりました。
大賞(賞金5万円+副賞)
安田せひろ さん (fukumaru「まだきっと月がある」)
優秀賞(賞金1万円+副賞)
山木眞綾 さん(H114「寿歌」)
山田マサル さん(パインソー「NamuH」)
最上朋香 さん・佐藤杜花 さん・水戸もえみ さん(yhs「室温 ―夜の音楽―」)
審査員特別賞(副賞)
若林瑞沙 さん(札幌座「空知る夏の幻想曲」 )
今後、表彰式が行われ、審査員の皆さんからの選評が届き次第、それぞれの作品の細かい紹介や、デザイナーの皆さんの紹介をここでお届けする予定です。
1年間ありがとうございました。そして2016年もよろしくお願いいたします。
大賞・優秀賞・審査員特別賞が決定しました。
去る2月3日、らてるね賞2015最終審査会が行われました。
今回審査員を務めてくださったのは、北村清彦さん(北海道大学文学研究科教授)、下村憲一さん(建築家)、和田由美さん(亜璃西社代表取締役)、磯田憲一さん(北海道文化財団理事長)、根子俊彦さん(札幌国際プラザ総務企画部長)、松崎霜樹さん(ラジオ局プロデューサー)の6名です。
最終審査に残った44点を一枚一枚手にとって、1時間半に渡る真剣な審査会でした。そして、当初こちらで予定していた大賞1点、優秀賞2点という枠に収まりきらず、優秀賞3点の他に、審査員特別賞1点を加えて、5作品への授賞となりました。
大賞(賞金5万円+副賞)
安田せひろ さん (fukumaru「まだきっと月がある」)
優秀賞(賞金1万円+副賞)
山木眞綾 さん(H114「寿歌」)
山田マサル さん(パインソー「NamuH」)
最上朋香 さん・佐藤杜花 さん・水戸もえみ さん(yhs「室温 ―夜の音楽―」)
審査員特別賞(副賞)
若林瑞沙 さん(札幌座「空知る夏の幻想曲」 )
今後、表彰式が行われ、審査員の皆さんからの選評が届き次第、それぞれの作品の細かい紹介や、デザイナーの皆さんの紹介をここでお届けする予定です。
1年間ありがとうございました。そして2016年もよろしくお願いいたします。